【毛穴ケア】毛穴が目立たない馬油ケア３つのポイント

暖かい日差しに、新緑がまぶしい初夏。
気持ちもウキウキと弾んで、お出かけしたくなりますね。

ただ…気になり始めるのが“毛穴”。
気温が上がって代謝が良くなるのはありがたいのですが、皮脂がたくさん出て、肌に汚れがつきやすくなるので、毛穴のつまりや開きが気になり始める季節でもあります。

化粧は崩れるし、なんだかボツボツが気になるし、特に女性には嫌われがちな毛穴。なくなってしまえばいいのに…と思うかもしれませんが、実は皮脂や汗を排出するための大切な器官です。
肌の乾燥を防いだり、体温調節をしたり、細菌やウイルスなどの異物が体内に侵入するのを防いだりと、肌の美しさや健康を保つ働きを持っています。

すべすべ肌で毛穴レスに見える赤ちゃんの肌も、毛穴の数は大人と同じ。赤ちゃんの肌がきれいなのは、大人よりも皮膚がきめ細かく、ダメージを受けていないからなんです。

年齢で顔の筋肉がたるむと、毛穴が開きやすく、汚れがたまりやすくなります。
汚れがたまれば、それが肌ダメージにつながり、肌自体も、見た目も、老化が加速するという悪循環。
毛穴の目立つ原因を知り、正しく日常のお手入れをして肌のダメージを減らせば、特別なケアをしなくても毛穴は目立たなくなっていきます。

まずは“毛穴悩み”の種類と原因を見ていきましょう。

＊開き毛穴

乾燥から肌を守るために、過剰に皮脂が分泌されることが原因で毛穴が開き、目立ってしまうのが「開き毛穴」。過剰に分泌された皮脂は酸化すると、毛穴だけでなく肌全体に赤み（炎症）を引き起こすこともあります。

＊つまり毛穴

古い角質、メイク汚れ、皮脂などがまざりあい、毛穴がつまった状態が、「つまり毛穴」。毎日のスキンケアを怠り、汚れと皮脂が結合すると、取れにくい“角栓”となります。
Ｔゾーンや顎に多くあり、鼻のつまり毛穴は特に目立ちます。

＊黒ずみ毛穴

毛穴に詰まった角栓が、空気や紫外線に触れて酸化し、黒くなった状態が「黒ずみ毛穴」。
ニキビなどの肌トラブルにもつながります。

＊たるみ毛穴

加齢による肌のたるみにあわせ、縦長にひろがった毛穴が「たるみ毛穴」。エラスチンやコラーゲンの減少により肌の弾力が失われることが原因ですが、肌を整えてみずみずしい素肌にすることで目立ちにくくなります。

目立つ毛穴の種類はさまざまですが、いずれも原因をたどると「皮脂」「汚れ」「乾燥」そして「たるみ」。そう、日々の基本的な「洗顔」「保湿」を正しく続けていれば、特別なケアをしなくても毛穴の目立ちは防げるんです。

“毛穴の目立ち”を防ぐ日々のスキンケア

優しい洗顔で肌を清潔にする

まずはしっかり泡立てた石鹸の泡で洗顔し、毛穴に詰まった汚れを優しく吸着して洗い出します。泡が吸着した汚れがたまらないように、ぬるま湯で優しく洗い流しましょう。

40代以降は「皮膚の脂を落とす」という意識よりも「乾燥による皮脂分泌増加を防ぐ」ことを意識しましょう。
洗浄力の強すぎる洗剤は、皮脂をとりすぎて乾燥を招き、かえって皮脂の分泌を促すため、毛穴を目立たせます。皮脂の汚れに相性のよい、美容オイルたっぷりの洗顔石鹸で、毛穴につまった汚れを吸着して取り除きながらも、潤いをキープ。ふっくらとした毛穴を目指しましょう。

POINT

丁寧に保湿する

➀でもお伝えしましたが、乾燥は皮脂の過剰分泌に繋がり、毛穴をいためます。
毛穴の汚れを取り除いたあとは、乾燥させないよう、しっかり潤いを与えましょう。
油分を気にして化粧水だけバシャバシャつけるだけ…というのは逆効果。
特に40代以降の肌は、乾燥しやすいので、気温や湿度が高くなってきても、セラミドたっぷりの天然オイルで“肌自体が潤う力”をサポートしましょう。
潤いたっぷりの肌は、毛穴がふっくら滑らかで目立たなくなりますよ。