【梅雨のスキンケア】ベタつくけど実は乾燥してる⁉ 湿度の高い時期こそ、こうね馬油でシンプルケアを

こんにちは。サンキューバーユ創業者・馬油美容家の岡田恵子です。

今年は梅雨入りが遅く、湿気と猛暑が交互にやってきて、体へのダメージも大きいですね。
化粧崩れしやすく、肌もベタベタ、おまけにニキビまでできて、気持ちも落ち込んで…なんて方も多いかもしれません。
夏だし、肌がべたべたするし、保湿よりさっぱりとしたスキンケアで簡単に済まそう…と思っていたら、要注意！

実は、40代以降の大人肌はセラミドや皮脂の分泌が少なくなり、なんと20代の約半分になると言われています。つまり、何もしていなくても、潤いが不足している状態です。
さらに、外では紫外線を浴び、室内では冷房に当たっているので、夏でも肌の内部が乾燥して、ダメージを受けやすくなっています。

そこで今回は、この時季「勘違い」しがちな肌トラブルの原因と、こうね馬油を使った効果的なケア方法をご紹介します。
実はシンプルな基本ケアこそが、肌トラブルを防いで美肌を保つ近道。しっかりチェックして、じめじめする梅雨でも、紫外線が強烈な夏の猛暑でも、周りから「キレイね」と言われる美肌を目指しましょう。

勘違い① 快適な除湿・冷房にも潜む危険性！

梅雨の始まる6月頃から、湿度や気温が上昇し、肌の表面に皮脂が増えてベタつきやすくなります。このため、肌が十分に潤っていると錯覚しやすいのです。しかし、部屋で除湿や冷房を長時間使用すると、肌は徐々に乾燥していきます。時には部屋の湿度が真冬並みの40％以下になることもあります。この状態では、肌の内部が知らないうちに乾燥してしまい、インナードライを引き起こし、乾燥やニキビなどの肌トラブルを招く可能性があります。除湿や冷房を使う時は、しっかりと湿度を調整し、保湿ケアを欠かさないようにしましょう。

勘違い② 汗を放置するのはNG！

実際、汗を放置することで肌にトラブルを引き起こすことがあります。汗をかくと、角質層が吸収した水分で膨張し、ふやけた状態になります。その後、この水分が急速に蒸発することで角質層の構造が破壊され、肌のバリア機能が低下します。屋外で汗をかき、室内に戻ってエアコンで一気に蒸発させるというサイクルを繰り返すことで、肌は水分を保持できなくなり、乾燥やニキビが悪化する原因になります。汗をかいたら放置せずに、こまめに拭き取り、帰宅したら早めに洗顔して肌を清潔に整えましょう。

勘違い③ 梅雨でも紫外線対策を怠らないで！

梅雨の時期は曇りがちで太陽が見えにくい日が多いですが、実は曇り空でも紫外線は降り注いでいます。薄い雲の場合、紫外線の80％以上が地上に届いているのです。紫外線を浴びると、肌を守るために角質が厚く硬くなります。その結果、厚くなった角質で毛穴が詰まり、ニキビができやすくなります。また、紫外線によって肌の水分が蒸発し、バリア機能が低下することで肌の潤いが保てなくなり、乾燥などの肌トラブルを引き起こすことがあります。梅雨の時期でもUVケアを忘れずに行いましょう。